「あなたを、こんなにも憎んでいるのに…」3年前に夫ニコラスから逃れるように、オーストラリア北部の町へやってきたケイト。田舎での平穏な生活を送っていたある日、ケイトの唯一の家族である15歳の妹レベッカが家出、シドニーで警察に保護された。駆けつけたケイトの元に現れたのはなんとニコラス!!彼はレベッカの窮地を救う代わりに、再び一緒に暮らすよう、ケイトに取引を持ちかけてきた。蘇る悪夢と同時に決して抗うことのできない何かがケイトの体を走り抜ける。心震わせ、まるでこれが愛であるかのような錯覚さえも…ニコラス…めまいがする。