あらすじ

映画監督を父に、映画女優を母にもつモーガンは、脚本家を目指していたが、両親を事故で亡くしたとたん、世間はてのひらを返したように彼女に背を向けた。うちひしがれるモーガンは、海辺の別荘でひとり執筆にうち込むことに。ある日、彼女は古い日記を見つけた。そこにはダンテという男性によって、謎に満ちた美しい物語がつづられていた。時間を超えて息づく物語を脚本にしたモーガンは、いつしか彼の存在を肌で感じはじめる。そしてある夜、ついに彼が姿を現し…!?
暗闇のプワゾン(1)

映画監督を父に、映画女優を母にもつモーガンは、脚本家を目指していたが、両親を事故で亡くしたとたん、世間はてのひらを返したように彼女に背を向けた。うちひしがれるモーガンは、海辺の別荘でひとり執筆にうち込むことに。ある日、彼女は古い日記を見つけた。そこにはダンテという男性によって、謎に満ちた美しい物語がつづられていた。時間を超えて息づく物語を脚本にしたモーガンは、いつしか彼の存在を肌で感じはじめる。そしてある夜、ついに彼が姿を現し…!?

暗闇のプワゾン(2)

別荘で見つけた古い日記をもとにモーガンが書いた脚本が、映画化され大ヒットした。しかし、そのために日記の主ダンテが命をねらわれるはめに!ダンテは恐ろしい秘密を抱えて逃亡している身だったのだ。彼はモーガンを責めるが、モーガンはそんな彼に激しく惹かれ、身を挺してダンテを守ろうとする。彼女自身、不治の病に侵されているというのに。ふたりの魂は、もはや離れがたい絆で結ばれていた。「世界中があなたの敵になっても私はあなたの味方だわ!」