あらすじ

「お前も今夜、狂わんばかりの匂いを感じるだろう……」王子の甘い匂いに、体がほてり、疼きが止まらない――!ムリヤリの欲情に、弄ばれて……。――商人の娘・ライラは、ある日、猫になる呪いのかかった王子に出会った。呪いをとくには『運命の恋』に落ちなければならないと、王宮に連れていかれたライラ。それから、毎日のように『夜伽』をうけることに……しかし、どれだけ体を繋げても、呪いはとけない。ならば私は運命ではないはず――そう思うライラに、呪いをかけた当事者・ジーニャは、ある魔法をかけて……!?
囚われ蜜乙女と千一夜1

カラダから始まる運命の恋なんて、信じない――。商人の娘・ライラはある日、王宮に納品したはずの宝石をつけた猫と出会う。あとで連絡をしようと猫を家に置いて、夜に戻ると…そこには知らない男がいた!?「俺と恋に落ちろ」……突然キスをしてきた彼の首には、猫と同じネックレスがついていた。男の正体はこの国の王子。自分にかけられた呪いをとくため、『運命の恋』を探しているというのだ。「いい匂いがするから」、とそれだけの理由で、ライラを運命の相手だと決め付けた王子は、ライラに夜伽を命じる。反発するライラを、王子は無理矢理……。

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囚われ蜜乙女と千一夜2

「お前も今夜、狂わんばかりの匂いを感じるだろう……」王子の甘い匂いに、体がほてり、疼きが止まらない――!ムリヤリの欲情に、弄ばれて……。――商人の娘・ライラは、ある日、猫になる呪いのかかった王子に出会った。呪いをとくには『運命の恋』に落ちなければならないと、王宮に連れていかれたライラ。それから、毎日のように『夜伽』をうけることに……しかし、どれだけ体を繋げても、呪いはとけない。ならば私は運命ではないはず――そう思うライラに、呪いをかけた当事者・ジーニャは、ある魔法をかけて……!?

囚われ蜜乙女と千一夜3

日焼けした肌に、薔薇の匂い……幼馴染の体。私の居場所は、ここなの……?――商人の娘・ライラは、猫になる呪いのかかった王子により、ハレムに閉じ込められて『夜伽』を受けていた。呪いをとくためには『運命の恋』に落ちなければならない……しかし、一向に呪いがとけないため、王子の従者によりハレムを追い出されてしまう。やっぱり『運命』なんかじゃなかった――そう思うライラの前に、幼馴染の男・オーランが現れて……!?

囚われ蜜乙女と千一夜4

「俺もお前が欲しかった……」路地裏で淫らに脱がされて、王子の熱い身体が、私を求めてくる。こんな欲情した瞳に見つめられたら、私……! 猫になる呪いのかかったナシル王子により、ハレムに閉じ込められていた商人の娘・ライラ。しかし従者により追い出されたあとは、仕事を真摯にこなす日々を続けていた。そんなある日、王子の従者から「ナシル王子と花嫁の婚礼衣装の準備をしろ」と命令が下り……!?

囚われ蜜乙女と千一夜5

「ライラは俺の、運命の女なんだ」猫耳と尻尾が生えた、ちょっと強引な王子。私の運命の人は、きっと……。幼馴染・オーランに告白され、無理やり押し倒されたライラ。オーランはいつも優しくて、自分のことを大事にしてくれる。けれど、ナシル王子の顔が浮かびその告白にどうしても応えられずにいた。一方、猫耳が生えたままのナシル王子は、ライラの匂いがざわついていることに気づく。ライラの元に急いだナシルが見たものは……。異国ファンタジーTL、ついに完結!