あらすじ父の入院をきっかけに地元へ戻った灯が再会したのは小学校の同級生・山田。引っ込み思案で物静かだった山田は、今も当時と変わりない印象だったが、彼の実家の喫茶店で唐突に草野球に誘われてから、二人の距離はぐっと近くなる。天然だったり頑固だったり、知らなかった山田の一面を知るにつけ、灯の胸は高鳴りを覚え――。阿弥陀しずくの初コミックス、忘れ物を手渡すような一冊。続きを読む