あらすじ

「九重 貫太」(ココノエ カンタ)の憧れの同僚「八島 比呂」(ヤシマ ヒロ)を自分の部下にするために京都支社からやってきた「槙野 七生」(マキノ ナナオ)は、立場の違う同期3人組。しかし、異動の誘いを頑なに拒否する比呂をあきらめた七生は、「即昇進」をちらつかせて貫太を誘う。そんななか、後輩の「神山 伊織」(カミヤマ イオリ)から比呂がロンドン支社への転勤が決定したことを知る。相談せずに身勝手な決断をした比呂を許せない貫太は、休暇中の比呂のマンションに駆けつけて詰め寄るが……?「好きになっちゃったんだから……責任とれって言ったじゃん」追いたい背中は離れていく一方で──。セクシーな色気漂うリーマンシリーズ第3弾!
挑発スーツの香りづけ-逆告白は突然に-

元気いっぱいの「九重貫太」(ココノエカンタ)とクールな「八島比呂」(ヤシマヒロ)は同期入社ながら正反対の関係。常に営業成績トップ、ルックスも◎の比呂に対して一方的なライバル心を見せる貫太は、後輩の「神山伊織」(カミヤマイオリ)にまでバカにされる始末。ある日、伊織の誘いで出かけたバーで、比呂がいつか独立するために会社を辞めようとしていることを知る。どんどん離れていく背中に、貫太はヤケになって泥酔してしまい、比呂は介抱のために貫太を自宅のマンションに招き入れる。本音を告白する貫太に対して比呂がそっと口を開く。「抱いていいなら抱くよ」甘い声で貫太を押し倒す比呂の真意は──!?

挑発スーツの香りづけ-誘惑は破局のフレーズ-

憧れの同期「八島 比呂」(ヤシマ ヒロ)と体を重ねてしまった「九重 貫太」(ココノエ カンタ)は、職場でもまともに比呂と目を合わせることができずにいた。そんな折、ふたりの同期ながら京都支社で若くして部長を任されている「槙野 七生」(マキノ ナナオ)が、自らの部下に比呂を迎え入れるため本社に現われる。京都に行けば昇進確実なことを知っている貫太は、感情を押し殺して比呂の京都行きを応援するが……?「今だけ俺を好きになって」深夜のオフィスに響く甘い声──。しかし七生はそんなふたりに残酷な運命を突きつける! 追いたい背中が遠ざかる、色香漂うリーマンBL第2弾!

挑発スーツの香りづけ-追いたい背中は誰のもの-

「九重 貫太」(ココノエ カンタ)の憧れの同僚「八島 比呂」(ヤシマ ヒロ)を自分の部下にするために京都支社からやってきた「槙野 七生」(マキノ ナナオ)は、立場の違う同期3人組。しかし、異動の誘いを頑なに拒否する比呂をあきらめた七生は、「即昇進」をちらつかせて貫太を誘う。そんななか、後輩の「神山 伊織」(カミヤマ イオリ)から比呂がロンドン支社への転勤が決定したことを知る。相談せずに身勝手な決断をした比呂を許せない貫太は、休暇中の比呂のマンションに駆けつけて詰め寄るが……?「好きになっちゃったんだから……責任とれって言ったじゃん」追いたい背中は離れていく一方で──。セクシーな色気漂うリーマンシリーズ第3弾!

挑発スーツの香りづけ-ひとたび部下にしたならば-

京都への異動から1ヵ月、「神山 伊織」(カミヤマ イオリ)は「槙野 七生」(マキノ ナナオ)の部屋に居候中。無理やり本社から神山を連れてきた七生は、若干のうしろめたさから神山の面倒を見ることになったのだ。神山のぐうたらすぎる態度に七生は怒り爆発……と思いきや、オカンキャラがさく裂してふたりの仲が急接近♪ところが、ようやく神山が仕事に慣れてきたある日、本社から人事部長の「三上 悠介」(ミカミ ユウスケ)がやってきて、ふたりは呼び出されることに。すると三上の口から信じられない一言が!?「いやこれは間違いなく……」いきなり三角関係に巻き込まれた恋愛下手な七生、そして神山の決断は──。『挑発スーツの香りづけ』シリーズ第4弾!

挑発スーツの香りづけ-浮気の匂いは隠せない-

居候中の「神山 伊織」(カミヤマ イオリ)との祇園デートの約束を果たせぬまま、出張や接待で多忙な日々を送る「槙野 七生」(マキノ ナナオ)。今や自宅に帰れば寝るだけの生活で、家事も神山に任せっきり。ある日の夜、神山のシャワー中に着信を知らせる携帯をふと覗き見ると、そのディスプレイには「三上」の文字が! 人事部長と神山の関係は終わったはずなのに、まさか……。翌日、気になって寝不足のまま出社すると、東京にいるはずの三上とばったり。「なんで三上が……京都におんねや」浮気の匂いを嗅ぎつけた七生は悶々とした気持ちを抑えることができず!?『挑発スーツの香りづけ』シリーズ第5弾!

挑発スーツの香りづけ-その背中に甘えて-

ロンドン支社への異動から1年。日本に帰国し比呂のマンションで同棲することになった貫太。ひさしぶりのふたり別々の部屋に慣れず、つい温もりを求めてしまう貫太を比呂は優しい眼差しで見つめていた。翌日、オフィスで比呂が主任昇格の紹介を受けている姿を見て、あらためて自分との差を感じた貫太は焦り始める。比呂の誘いも断って仕事に明け暮れる日々。それはふたりから少しずつ共通の時間を奪ってしまい……?「貫太の時間を俺にちょうだい」深夜0時。追いかけていた背中は、甘く誘う──。