あらすじそのベンチは座ると空を見上げることができる――。街外れのひらけた庭にあるオブジェ。そこは、俺の教えるパソコン教室の生徒で本当のことを言わない、自称アーティスト・屋城のアトリエだった――。間が、空気が、漂泊し続ける。忘れられない珠玉の短編集!!※松文館のコミックスを分冊しております。