あらすじ

月光坂の花屋敷に暮らすのは、子どもがいながら男に抱かれるのを好む大人の男と、その男に片想いする男。そして、そんな男に恋している少年。三人の想いが複雑に絡み合いながら、求めるものは──… 花に囲まれた屋敷で、新しい時間が流れだす。
月光坂の花屋敷 春

東京のとあるお屋敷町に二本の坂がある。ゆるやかに左にあがるのが日光坂。右にあがるのが月光坂といい、その月光坂の一角に見事な庭木の屋敷があり、ひとはその家を月光坂の花屋敷と呼ぶ。花に囲まれた屋敷で、時が動きだす──!

月光坂の花屋敷 秋

月光坂の花屋敷に暮らすのは、子どもがいながら男に抱かれるのを好む大人の男と、その男に片想いする男。そして、そんな男に恋している少年。三人の想いが複雑に絡み合いながら、求めるものは──… 花に囲まれた屋敷で、新しい時間が流れだす。