あらすじ「歴史のつまったイロモノ寄席 浅草フランス座演芸場東洋館」「バラエティーに富んだ落語定席 浅草演芸ホール」「美しいストリップ 浅草ロック座」「大衆演劇でタイムスリップ 浅草木馬館」「ビギナーも楽しめる遊園地プロレス 浅草花やしき」といった、浅草を代表する娯楽スポットのほか、おひとりさまでも、一見さまでも気軽に入れるバーや居酒屋など、何度でも体験&訪れてほしい厳選12カ所を大紹介したコミックエッセイ!! この本を片手に、ちょっと大人な浅草散歩へ! ぜひ、下町の粋な遊びとお酒に酔いしれてください!
Amazonのおすすめに出てきたので気になって読んでみたら、最近の作品かと思いきや2015年の作品でした。 もう1発目の「パンのペリカン」からして美味しそうすぎる…!! ホテルや喫茶店への卸しがメイン(あとで紹介されるフルーツパーラーで、フルーツサンドのパンにも使われている)で、「惣菜パンがまったくないパン屋さん」というだけでその味に期待してしまう…! その他ドイツ料理のお店や、伝統的な江戸和菓子のお店、お得な靴屋さん、オシャレな革雑貨屋さんなど、見ているだけで今すぐ浅草に行きたくなるお店がいっぱい! 冒頭で2015年のデータですと書かれていたため、「こんなに行きたくても、もしかして今はもう閉店しているかも…」と心配しならが読んでいたのですが、読後にお店を検索してみたらなんと全店舗まだ営業されている…! 「飲食店の7割が3年で廃業する」という言葉もある中で、15店舗全てが5年経つ現在も営業しているなんて本当にすごい。いつまでも愛される本当の名店だけを紹介してくれる、非常に有用な1冊でした。