あらすじ

抱かれなくても、わたしは幸せ―。そう思った日もあったけれど、手に入る幸せには、かぎりがあるのだろうか―。 掴んだかに見えた幸せは、あっけなく掌からこぼれ落ちていく。いくらお金のためとはいえ、昼を、夜を耐えて…。人生の陥穽に堕ちゆく女。そんな時、彼女の前に現れた運命の男とは…? 愛のカリスマ・深沢かすみが描く愛の本質。
星へ行く船 上

この身体で幸せが買えるのなら、私は何も惜しまない―。愛情なんていらない。欲しいものは、お金で買える―。 幼くして母に捨てられ、愛を知らずに育った純香。そんな彼女の許に、多大な遺産が見込める初老の男との結婚話が舞いこみ…。生きていくためには、きれいごとなんて言ってられない。愛のカリスマ・深沢かすみが描く官能の世界。

星へ行く船 下

抱かれなくても、わたしは幸せ―。そう思った日もあったけれど、手に入る幸せには、かぎりがあるのだろうか―。 掴んだかに見えた幸せは、あっけなく掌からこぼれ落ちていく。いくらお金のためとはいえ、昼を、夜を耐えて…。人生の陥穽に堕ちゆく女。そんな時、彼女の前に現れた運命の男とは…? 愛のカリスマ・深沢かすみが描く愛の本質。