あらすじバレエを愛し、舞台に恋い焦がれる著者が紡ぐ、美しきダンサーたちの物語。ダンサーはいつか鳥になる――踊れなくなった天才ダンサー・バク。彼の栄光と挫折……そして、それを静かに見守る恋人のバレリーナ・ミチル。強い絆で結ばれた2人の、静謐な愛の物語。
バレエダンサーの漫画。天才ダンサーのバクはある日突然舞台に上がれなくなってしまう。公私共にパートナーであるミチルは優しくバクのことを見守りますが…。バクと関係を持ったと噂される年上の振付師の女性や、ミチルと同じアパートに住んでいる占い師のおばさんなど、淡々としたストーリーの中に何かが起こりそうなスリルが潜んでいるのが面白いです。ダンスシーンは少なめですが、ダンサーの肉体美を堪能できる美しい作品でした。