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ピュアな思春期が紡ぐ名作ミステリー！「弓子（ゆみこ）が死ぬ時はあたしも死ぬから」「わたしも――、かなえが死んだら、わたしも死ぬわ」。十一歳の冬の終わり、つぼみのふくらんだ桜の木の下で、弓子とかなえがかわした秘密の約束。固く約束したのに、新学期になってから、弓子はかなえの前から姿を消した。それから何の連絡も手紙もない。あれから四年、高校での入学式で、かなえは弓子と劇的な再会を果たしたのだが…!?
ピュアなハートが呼びよせる惨劇の少女ホラー集!!春と夏の年二回、全国的に売り出されるＳＳＬ（スーパースペシャルライフ）宝くじ。最初の一枚は一万円、二枚目は十万円、三枚目は百万円、四枚目以上は一千万円、そんな高額の宝くじだが、買う人はあとをたたない。それに当たらなければ、七十歳のお年寄りの家に、おむかえの車がきてしまうからだ。もうすぐ七十歳になる祖母がいる航（わたる）はＳＳＬ宝くじを買うためにお金を集めようとするが…!?
傷ついた少女たちの想いは、呪いとなる！町はずれに建つ中学校の裏山の林の奥にある、小さいが深い沼。そこは、昔から呪われた沼とか魔物がすくうとささやかれ、底なしの地獄沼と言われていた。そして、自殺を考えて地獄沼にやってきた少女は、沼からでてきた魔物につかまり食べられそうに。しかし、そんな状況に笑う少女に対して、魔物は「ナゼ笑ッタ？」と聞き、少女は学校のみんなが化け物に見えるほど、壮絶なイジメにあっていたと話しだして…!?
