妊娠10週目。カサンドラはひとり途方に暮れていた。相手は２か月半前のニューイヤークルーズ・パーティーで紹介されたイタリア人富豪のベネディクト。お互いひと目で心奪われ、情熱的な一夜を過ごしたのだ。彼はほんの遊びのつもりだったに違いない。だから一夜だけ、そう思っていたのに…。そんな時、ベネディクトが彼女のもとを訪れた。そして妊娠の事実を知ると驚くべき発言をした。「結婚しよう。責任はとるつもりだ」責任――そんな理由で結婚だなんて…。

甘くロマンチックに、愛をささやかれて… ロマンスのベストセラー作家 『ノーラ・ロバーツ』 × “ロマンスの女王” 『真崎 春望』 臆病な女性が掴む、真実の愛と本当の自分――。そんな珠玉のロマンスを、真崎 春望がゴージャスな絵で描き出す ジュードは、衝動にまかせてシカゴの大学での仕事を辞め、アイルランドの小さな村にやってくる。滞在するコテージには、妖精の王子との実らぬ恋に今も涙を流す女性の幽霊がいるという。神話が色濃く息づくその村で、ジ ュードはパブの経営者・エイダンと出会い互いに惹かれあうが…。 扶桑社ロマンスタイトル 「ダイヤモンドは太陽の宝石」妖精の丘トリロジー1