あらすじ深草(ふかくさ)子爵の外遊中、さまざまな事業に手を出して動き始めた咲久子(さくこ)。そんな時、夫の死を知らされてショックを受ける咲久子だったが、夫の死を認めず実業家となって“深草財閥”を形成していく。一方、婦人部編集長となった石上卯乃(いしがみ・うの)は、婦人の立場から「国家総動員法」について記事を書くのだが、特高警察へ連れて行かれる事に……!?そしてついに戦争に突入した日本で、咲久子と卯乃の運命は?太陽のように輝き続ける女達に感動する完結巻。