あらすじ

第三神皇子の蛇の魔妖の鬼毒におかされたアーサー。彼を救うためにローゼリィは妖精王のもとへといそぐ。そこにはあのクレアがいた。そこで贖罪の労務に就く彼女は!?
妖精国の騎士(アルフヘイムの騎士) 1巻

妖精の里に咲く花を探すため、森に入ったローゼリィは、緑の瞳の妖精王と出会う。アルトディアスの未来を守るため、ローゼリィとローラントは剣を手にするが…。本格ファンタジー大長編!!

妖精国の騎士(アルフヘイムの騎士) 2巻

救援を求める旅に出たローゼリィの一行。ジャディーンの魔の手が襲いかかった瞬間、ローゼリィは真の効き腕・剣の刻印が刻まれた左手で銀の剣を抜く。彼女達を助けた黒髪の少年・アーサーとは?イルーダスの毒に侵され渦に巻き込まれたローラントの運命は!?

妖精国の騎士(アルフヘイムの騎士) 3巻

国を滅ぼされた皇女・ローゼリィは復讐を誓い、妖精国で修業の日々を送っていた。火琴にのせた魔詩(まがうた)を聞いたローゼリィは、精神を地の底へと飛ばされてしまう。そこでローゼリィが見たものとは…!?

妖精国の騎士(アルフヘイムの騎士) 4巻

ローゼリィは変装してウィレムと名乗り、ロリマーの城へと向かう途中、アーサー王子と出会う。アーサーの恩人として城に入ったローゼリィは、裏切り者で父の仇でもあるダリグリッシュ王と対面する…。

妖精国の騎士(アルフヘイムの騎士) 5巻

毒の血を浴び負傷したアーサー王子の手当てをするために妖精国へと足を踏み入れたローゼリィ。魔法を解き、ウィレムから本当の姿になりアーサーの看病をする平穏な時間…。再びロリマーへと向かい、城では二人の歓迎する宴が開かれるが――!

妖精国の騎士(アルフヘイムの騎士) 6巻

ローゼリィが呼び寄せた光の剣のとともに現われたのは、グラーンの闇の王子だった。ローゼリィを手に入れた王子は闇に消え、アーサーは彼女を助けるべくグラーンへと向かう…。

妖精国の騎士(アルフヘイムの騎士) 7巻

拷問から逃げ出し、第一王子と対峙したローゼリィ。牢獄に捕らわれるも、待遇良く元王妃の部屋で侍女付き…。そんな中、ローゼリィが封印に接触した人物がいた!その人物とは…!?

妖精国の騎士(アルフヘイムの騎士) 8巻

アナイスを助けるために処刑の塔へと向かったローゼリィは、王と対面するために来城していたアーサーと再会する。アーサーの手を借りて、国王と対面した二人。アーサーは、これ以上武力による支配をやめるよう進言するが、王の怒りに触れ襲撃される。アーサーが危機に陥った時、彼の足下には真王の花といわれる北の星冠(アルスター)が咲き始めた…。

妖精国の騎士(アルフヘイムの騎士) 9巻

リンドマン国のラディヴィック山中…。妹・ローゼリィを助けようとグラーンへの旅立ちを決めたローラントだが、そこでグラーン辺境騎士団の大隊による襲撃にあう。ローラントの危機に駆け付けたのは白魔法使いの援軍だった。館の守護を彼らに任せ、目指すは「果ての塔」…!!

妖精国の騎士(アルフヘイムの騎士) 10巻

光冠によって天へと姿を消したローゼリィだったが、アーサーの目の前に現れたのは瀕死状態の「ウィレム」…。アーサーの懸命な看護により目覚めたローゼリィは、再びウィレムとしてキリアン城に身を寄せていた。その城内には、怪しく潜む魔物の気配が漂っているが…!?

妖精国の騎士(アルフヘイムの騎士) 11巻

第一王子の正体を探るためにアーサーとローゼリィは占術師の塔から時見の塔へと向かう。そこでローゼリィは、アーサーの母・アストリッド王女と、魔霊を降臨するイングリナ王妃の22年前の姿を見る。過去の幻影であるはずの闇の声は、ローゼリィを「運命の子」として呼び寄せる…。

妖精国の騎士(アルフヘイムの騎士) 12巻

敵は世界の底の底、虚無の牢獄に捕らわれた古代の闇の神族だった…!アーサー王子とローリィ(ローゼリィ)の一行は、キリマンを発ちロリマーへと向かう。一方、北の果てのグラーンでは、第二王子による残虐な隷属をしいていた。それを陰で操るのは…!?いよいよ、春の戦が忍び寄る!!

妖精国の騎士(アルフヘイムの騎士) 13巻

妖精国でローゼリィが見つけた古詩(バラッド)に唄われた迷夢の館。進むべき道に迷うローゼリィのもとに駆け付けたのは、アーサー王子だった!再会を喜ぶふたりだが、ローゼリィは自分の呪われた運命に巻き込みたくないとアーサーを説くが…!?

妖精国の騎士(アルフヘイムの騎士) 14巻

ローゼリィたちはモンノックの城を目指し、支流を一路さかのぼっていた。道中、ローゼリィは緑の魔女・マトゥヤから「すでに人間の身体にあらず。」と告げられる。光源、ルシル・エル・ファールを旅した時の記憶のないローゼリィだが……。

妖精国の騎士(アルフヘイムの騎士) 15巻

西方侵攻をすすめるグラーンの第二王子・ユーグ。それを阻止するためにモンノックへと集まったアーサー、ローゼリィ、ローラントは西方諸国連合軍を結成する。しかしグラーンの矛先がキリアンへと向かい!?

妖精国の騎士(アルフヘイムの騎士) 16巻

西の谷でローゼリィにふりかかったさらなる悲劇は彼女の心を暗黒面へと!? いっぽう、アーサーの顔を持つ暗黒騎士がジェフール国を混乱に陥れていた! 超本格ファンタジー!

妖精国の騎士(アルフヘイムの騎士) 17巻

復讐心に駆られ光の剣・ルシリスをついに召喚したローゼリィはダリグリッシュ王を殺め、その魂の行く先を道しるべに遂にグラーンの第一王子が隠れた場所を突き止めるが、事態はさらに思わぬ方向へと!?

妖精国の騎士(アルフヘイムの騎士) 18巻

暗黒神の長子として正体を現したオディアル・ルーフィス。自らの体を光の剣で貫いたローゼリィ。悲劇のまま閉じたかに見えた運命。しかしそこに新たな光をともそうとエアリアンが白の貴婦人の館を訪ね!?

妖精国の騎士(アルフヘイムの騎士) 19巻

エアリアンの尽力により復活したローゼリィはアーサーたちとの合流を果たす。また、アーサーと同じ顔を持つ暗黒騎士との因縁が明らかに! そして異世界からローゼリィたちを見つめる、第二神皇子たちの思惑は!?

妖精国の騎士(アルフヘイムの騎士) 20巻

グラーンへの対抗として着々と絆を固める西方連合軍。しかし、第二王子ユーグはロリマーで残虐の限りを尽くし、第一王子=第一神皇子オディアルはキリアンを滅亡へと追いやる。さらにフリーゼ姫がユーグに囚われ…!?

妖精国の騎士(アルフヘイムの騎士) 21巻

グラーンへ向かうアーサー。いっぽうモンノックに立てこもっているローラントは前線を続けていた。キリアンの廃墟でアーサーの義理の兄であるあるフリード王子が生き延びていたことを知ったローゼリィ。彼女の来訪によって目覚めたあるフリード王子だが、占術師のたくらみでローゼリィは!?

妖精国の騎士(アルフヘイムの騎士) 22巻

偶然、フリーゼ姫と合流してしまったローゼリィはグラーンの軍勢に囚われてしまう。が、それはグラーンに潜入しようとしていたローゼリィには狙い通りのこととなった。いっぽう、グラーンを目指し続けるアーサーたちの前に地底湖が現れ道を阻んでいて!?

妖精国の騎士(アルフヘイムの騎士) 23巻

アルトディアスのサナーセットたちが身を呈したおかげで九死に一生を得たローラントだが、その身には深刻な傷と疲労を抱えていた。身分を偽りグラーンに潜入したローゼリィは、奇遇にも亡きイングリナ妃のドレスを纏い、ついにグラーン国王と対面することに!? また、いよいよ国境を超えグラーンへと戻ってきたアーサーだが彼らの前には!?

妖精国の騎士(アルフヘイムの騎士) 24巻

ついに結ばれ思いをとげたアーサーとローゼリィだが、ローゼリィは冥府へとさらわれたクレアの身を案じ、冥府へ向かうことを決意する。かたや黒き血の谷では、ディオルトの子を身ごもったグレアナがおぞましき儀式を続けていた…。そして冥府への入口へと向かうローゼリィは、ディオルト=第一神皇子の取引に応じることになってしまい…!?

妖精国の騎士(アルフヘイムの騎士) 25巻

冥府の奥底よりクレアをようやく取り戻せたローゼリィ。その頃、ローラント一向はオルゲニーに追い詰められていた…。そしてついに闇の神王のもとへと帰還した第一神皇子オディアル…。物語はさらなる動きを見せる!

妖精国の騎士(アルフヘイムの騎士) 26巻

いよいよグラーン軍によって陥落してしまったモンノック。孤軍奮闘していたローラントだが、ローゼリィの助けによって辛くも脱出する。いっぽう冥府では、闇の神王の拝謁をすませた第一神皇子が、闇の神王の権威をもって第二神皇子たちを討伐しようとして!?

妖精国の騎士(アルフヘイムの騎士) 27巻

北の門に閉じ込められながらも、アーサーとレオン王の知略により混乱に陥るマーレンナル。そしてその頃ロリマーに潜入したローラントは、毒酒をもってユーグを暗殺しようとしたシェンドラ姫の暴走を止めようとして…!?

妖精国の騎士(アルフヘイムの騎士) 28巻

闇騎士たちに襲撃され瀕死の重傷を負ったプリスコット。彼を介抱したあと単独行動をとるローラント。いっぽうローゼリィは闇の神皇子の末子ヴィルムとともに黒き血の谷の大神殿に潜り込むが、目当ての第三神皇子の痕跡はそこで途切れていた。果して彼の行方は…!?

妖精国の騎士(アルフヘイムの騎士) 29巻

第三神皇子の蛇の魔妖の鬼毒におかされたアーサー。彼を救うためにローゼリィは妖精王のもとへといそぐ。そこにはあのクレアがいた。そこで贖罪の労務に就く彼女は!?

妖精国の騎士(アルフヘイムの騎士) 30巻

妖魔たちとの死闘をのりこえて銀の剣を召喚させたローラント。ついに三本の剣がこの地にそろった! しかし第一神皇子はさらなる企みを!? いっぽう黒き血の谷に潜入したローゼリィは第三神皇子の罠によりとらわれてしまい!?