あらすじ

風邪の看病のお礼にと、いづなが手料理をふるまってくれることになりご機嫌のクナイ。だが当日、忍の気配を近くに感じて、クナイは急きょ出動することに。見つけだしたのは松尾鳥頭と名乗る男で、大した実力を持たない下忍だったが、彼には恐るべき武器が…?
クナイ伝(1)

チビなことを悩む一見普通の中学生・幸守クナイ。その正体は、悪しき忍びを狩る夜宴一族の跡取りなのだが、彼自身は毎日父親と修行をするばかりで、他の忍びを見たことすらない。そんなある朝、通学路の近道となる森を忍びの技を使って駆け抜けていたクナイは、ひょんなことから転校生・二ノ宮いづなと出会い…?

クナイ伝(2)

風邪の看病のお礼にと、いづなが手料理をふるまってくれることになりご機嫌のクナイ。だが当日、忍の気配を近くに感じて、クナイは急きょ出動することに。見つけだしたのは松尾鳥頭と名乗る男で、大した実力を持たない下忍だったが、彼には恐るべき武器が…?

クナイ伝(3)

クナイの元にある日、幼い頃のクナイの守り役だった、猫一族の長・猫爺と、その孫の鈴が訪ねて来た。猫爺の話では、15年前に惨劇のあった東北地方の集落に、清白の新しい宿主に関する情報があるという。クナイは猫爺、そして鈴と共にその村へ向かうが…。

クナイ伝(4)

季節は夏にさしかかり、クナイといづなは平和な学校生活を楽しんでいた。校舎の屋上で、「いつまでもこんな日が続けばいい」と話すふたりだったが、そんな願いを壊そうとする魔の手は、確実に近づいてきていて…!?