ストアに行く
もっとみる
閉じる
メニュー詳細
古武術の無双流空手継承者・一番丈太郎は、強い男になりたいと喧嘩ばかりしているトンパチ野郎。世界最強の男を育成するために創設されたという、「激闘学園」に入学した。早速、弱い癖に人の隙を突いて倒そうとする安川と仲良く（？）なり、実戦空手で有名な青銅会館の手嶋と激突。見事KO勝利した。学園での最初の授業は、体力測定。それも何でもありで闘いながらコースを一周し、最初に戻ってきた者がクラスの大将になるというものだった。マーシャル・アーツの都賀城や古武術の最上小西流を使う冬木武一、武二兄弟と闘い、何とか倒す一番。ところがトップでゴールするところで、安川に足を引っかけられ……。
1年生8クラスの、最強対抗試合が開催される。安川が出るはずだったが、怖じ気づき、一番が代理で出場した。激闘学園コロシアムのリングで、ボクシングのハマーと対戦し、KO勝ちを収める。次の相手になるのは、病弱な（？）墓内だった。北家五指活殺術の伝承者で、経絡を指で突き気の流れを操ることが出来る強敵。だが超グラマーな保健教諭兼レスリング講師の奪段京子によると、墓内は「サナトリウム症候群」…つまり病気願望症で、暴力的な環境に馴染めずにいるということだった。その間にも2年生のしごきが1年生の一番達を襲うが、鉄の胃袋を持つ一番には、ゴムタイヤのステーキやカツもご馳走に過ぎない…。
墓内との試合。一番は秘孔を突かれて、首が動かなくなってしまった。根性で治してやるともがき、次の秘孔突きをずらして受けた途端、ゲロを噴出させる。それで治ってしまった一番は、墓内に一撃。痛がる墓内だが、そこへ彼の母が現れた。そして「こんな不潔な試合は認めない」と怒り、学校をやめさせ、墓内を連れて帰ると叫ぶ。リングを降りようとした墓内だったが、一番にそれでも男かと怒鳴られて奮起。6ラウンドを戦いきった。一番に敗れた墓内だが、もう独り立ちできる格闘家に成長する。決勝の相手は大玄寺鉄太郎。暗示で眠っていたパワーを引き出し、自分の身体を鉄のように硬くできるのだ。どう戦う、一番!?
最終巻。大玄寺の鋼鉄の身体に苦戦しつつも、自己暗示を妨害する戦法で何とか勝利を収める一番。ところが大玄寺は、校長が究極の格闘家を人工的に創り出すための実験体だった。虎に変身して暴れ始める大玄寺。校長の地下実験室に乱入した一番達も、獸人化溶液を浴びてしまい、ライオンや各種動物に変身し大混乱。校長は逃げ、一番達には世界各地に散った獸人との闘いが迫る!?他に特別読み切り「霊闘師墓内くん」を収録。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事！※ https://manba.co.jp/recommend_spaces/65792 を見て「激闘!! 一番」ってガンガン超初期のハーメルンのバイオリン弾きとか、突撃！パッパラ隊とか電撃ドクターモアイくんとか、確か第一回で家族が全員死ぬゴルフ漫画「アゲンスト凪平」とかと同時期やっていたやつだよな。当時読んでてなんか古臭いマンガだなと思いつつ、最後ヘリで終わるマンガだよな。ケモ耳回・獣化回なんかあったっけ？と思いつつ読み返したがあったよ ・特に好きなところは？ 難しいね。当時でも古臭いマンガだなと思ったが今回読むとその辺がもっと熟成されていた。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言！ ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章はともかく超初期のガンガンを味わいたい人にはおすすめです。今更気づいたが作者は「空手三国志」「悪役ブルース」の峰岸とおるなんだな