あらすじ

不老不死の解呪方法を探す旅に出ることになった皓月と虞淵。旅の準備のためのんびり釣りをする虞淵の呑気さに耐えかねた皓月は川に飛び込んでしまう。一瞬で大量の川魚を得た二人は火を囲むが、満腹になり子供の姿で満足そうに寝る皓月を見ながら、虞淵は数百年前の皓月との鮮烈な出会いを思い出して…。
龍は薄暮に唄う1【単話売】

むかしむかし、二柱の龍神の兄弟のうち人々に害をなす兄神を命懸けで討ち倒したある男――その息子である虞淵は、龍神の恨みからか人知を超えた力により不老不死の身となっていた。残された弟神である皓月は、兄弟の恨みを晴らすため虞淵をあの手この手で葬ろうとするが、不老不死の呪いは強力で未だ復讐を果たせずにいる。そんな折、精霊達からとある情報を耳にして…?復讐に生きる龍神×不老不死となった人間、神と人が紡ぐ異種族中華風ファンタジーBL開幕。

龍は薄暮に唄う2【単話売】

不老不死の解呪方法を探す旅に出ることになった皓月と虞淵。旅の準備のためのんびり釣りをする虞淵の呑気さに耐えかねた皓月は川に飛び込んでしまう。一瞬で大量の川魚を得た二人は火を囲むが、満腹になり子供の姿で満足そうに寝る皓月を見ながら、虞淵は数百年前の皓月との鮮烈な出会いを思い出して…。

龍は薄暮に唄う3【単話売】

虞淵と旅をする中で皓月は、虞淵といると時折胸が痛むことに気が付く。妙な術か、はたまた身体の不調か…と思案していると顔見知りの仙人である雨露に声をかけられ、それはずばり恋だと言われてしまう。戸惑う皓月に対し、さらに雨露は不老不死の呪いについてとある衝撃的な真実を告げ…?

龍は薄暮に唄う4【単話売】

旅の途中、龍神である皓月の天敵である虎の山神に襲われた末、龍神の執念深さについて忠告を受ける虞淵。ちょっかいを出された皓月は腹を立てながらも考え込んでいた。雨露から聞かされた解呪の方法――“内側に力を直接流し込む”を本当に試すのか?解呪が成ったとして、その後は…。自らの願いと虞淵への想いの間で揺れながらも、意を決して虞淵に解呪の方法を告げるが…。