あらすじ

マタギの少女が撃つは、人か魔か――!!山に生まれ棲むマタギの少女・椿鬼(ツバキ)。人間たちの醜い所業が山を穢すたび、彼女は村田銃(シロビレ)を手に彼らの前に姿を現す。その瞳に深い哀しみの色を湛えて――。大自然の狭間に生きる人間の業を描く新シリーズ!
ツバキ 1巻

マタギの少女が撃つは、人か魔か――!!山に生まれ棲むマタギの少女・椿鬼(ツバキ)。人間たちの醜い所業が山を穢すたび、彼女は村田銃(シロビレ)を手に彼らの前に姿を現す。その瞳に深い哀しみの色を湛えて――。大自然の狭間に生きる人間の業を描く新シリーズ!

ツバキ(2)

舞(まい)と丑男(うしお)の姉弟は、両親を亡くし都会から祖母の郷里である切絵(きりえ)の里へ移り住む。しかし、村の淫らな因習とよそ者への差別は姉弟を容赦なく苛み、丑男の心は次第に壊れていく。偶然村を訪れた椿鬼(ツバキ)は、姉弟の境遇に気付いて救おうとするが……?純朴な少年が未曾有の大量殺人に至った経緯を活写する三部作『朧月夜』と、椿鬼自身の心に迫る『マヨイガ』──傑作2編を収録!

ツバキ(3)

「山と人のために生きよ」──父の遺した言葉を胸に生きてきた椿鬼(ツバキ)に突然訪れた、普通の少女としての日々。それは、彼女に別の生き方への迷いを生じさせる。山の娘は町の少女として生きる道を選ぶのか!?鬼に転じて鬼を討つ、又鬼(マタギ)少女譚、ここに完結。