あらすじシルヴェナド伯爵家の令嬢・ナルファレア(通称:ナル)は、前世で上司の横領罪を告発しようとしたが、逆に濡れ衣を着せられ、拘置所で不慮の死を遂げた。ところが、転生後のシルヴェナド家もまた、暗殺から薬物売買まで数々の悪事を重ねていた。「今度こそ」とナルは告発を成功させ、自らを含めた一族全員「斬首刑」を勝ち取る。しかし、なぜか一族でナルだけは斬首されず、無愛想で冷徹な刑部省長官・シンジュと、結婚をさせられる。形だけの夫婦だったが、ナルの誠実さがシンジュを変えていく――。