あらすじ居候をさせる条件として「セックスをしてほしい」と言われた灰田は、穂高を抱いた。初めて男とセックスをしたのだが、穂高の体は甘く淫らで極上だった。年甲斐もなくハマってしまいそうになる灰田の一方で、穂高はどこか物憂げで……。灰田を家に連れ込んだのは性欲発散ではない何か深い理由があるようだが、灰田は敢えてそれに触れることをせず、居候を続けることにしたのだが――。新鋭・塩ノ井ニカによる、切なくも美しい、過去を持つ男達の再生の物語。