あらすじ

もう二度と話せないと思っていた悠花と、また一緒にいられる喜びを噛み締める珠月。変わらず自分に笑顔を向けてくれる悠花を前にして、珠月の抑えていた感情が溢れ出す。夜しか会うことを許されない2人の、甘くて儚いラブストーリー。
君めく夜に焦がれて1巻

聖瑠璃女子学院。ここには、由緒正しいお嬢様たちの「瑠璃組」と、素行のよくない不良たちの「藍組」という、相反する2つの勢力があった。七瀬珠月(ななせみつき)は、藍組生徒の中でも、その厳つい見た目から瑠璃組に最も恐れられる存在。そんな見た目にコンプレックスを抱えていた珠月だが、ある夜、夜道を徘徊するお嬢様・宝生悠花(ほうしょうゆうか)に出会い……?夜しか会うことを許されない2人の、甘くて儚いラブストーリー。

君めく夜に焦がれて2巻

「深夜喫茶カプリス」で、おだやかな時間を過ごした珠月と悠花。しかし悠花は、珠月を目の敵にしている「瑠璃組」の生徒であることが判明する。もう店に会いに来てくれることはないだろうと落ち込む珠月だったが……?夜しか会うことを許されない2人の、甘くて儚いラブストーリー。

君めく夜に焦がれて3巻

「七瀬先輩のことをもっと知りたい」という気持ちが募る悠花。しかし、宝生家というだけで腫れもの扱いされてきた過去から、珠月も気を遣ってくれているだけなのではないかと不安も感じてしまう――。躊躇しながらも、「深夜喫茶カプリス」のドアに手をかける悠花だったが……。夜しか会うことを許されない2人の、甘くて儚いラブストーリー。

君めく夜に焦がれて4巻

高貴な家柄、麗しさ、そして気品溢れる立ち居振る舞いで瑠璃組から絶大な支持を集める生徒会長・来栖天寧(くるす あまね)。彼女に呼び出された悠花は、夜に珠月といるところを見たと心配する生徒会一同に取り囲まれてしまう。誤解を解こうとする悠花だったが、天寧率いる生徒会は心配でたまらず、行動が激化していき……!?夜しか会うことを許されない2人の、甘くて儚いラブストーリー。

君めく夜に焦がれて5巻

悠花を襲っている、と天寧に勘違いされた珠月。ただでさえ悪印象を持っていた天寧がさらなる誤解をしないよう、悠花が弁解する中、珠月の表情は冷たく――。夜しか会うことを許されない2人の、甘くて儚いラブストーリー。

君めく夜に焦がれて6巻

悠花に触れられたくない部分へ踏み込まれ、揺れる珠月。目を背けていた心の傷に向き合うことになった珠月は、過去の悪夢にうなされ――。夜しか会うことを許されない2人の、甘くて儚いラブストーリー。

君めく夜に焦がれて7巻

勇気を出して一歩踏み出した珠月だったが、悠花が深夜喫茶に来てくれることはなかった。悠花に嫌われたと打ちのめされる珠月だったが――。夜しか会うことを許されない2人の、甘くて儚いラブストーリー。

君めく夜に焦がれて8巻

久しぶりに顔をあわせた珠月と悠花。気まずい空気が流れるなか、悠花の口から真っ先に飛び出した言葉は――。夜しか会うことを許されない2人の、甘くて儚いラブストーリー。

君めく夜に焦がれて9巻

もう二度と話せないと思っていた悠花と、また一緒にいられる喜びを噛み締める珠月。変わらず自分に笑顔を向けてくれる悠花を前にして、珠月の抑えていた感情が溢れ出す。夜しか会うことを許されない2人の、甘くて儚いラブストーリー。

君めく夜に焦がれて10巻

悠花が押し倒されている現場を目撃してから、珠月の監視を続けていた生徒会長・天寧。彼女がこんなにも悠花を気にかけるのは、過去のとある出来事が関係していた。夜しか会うことを許されない2人の、甘くて儚いラブストーリー。

君めく夜に焦がれて11巻

天寧に「悠花とまだ関りがあるのか」と問い詰められ、動揺する珠月。どう答えれば悠花に迷惑をかけないか悩む彼女だったが、天寧から出た言葉は思いもよらぬものだった。夜しか会うことを許されない2人の、甘くて儚いラブストーリー。