あらすじ

他人の髪色をコピーする特殊能力を持つメアリーは、グランベルク王国の末王女・レオノーラの影武者をしながら、彼女の婚約者候補・アルベルトとの婚約破棄のため、アルベルトの欠点を探すよう命じられる。欠点が見つからずに過ぎる日々の中、隣国の第四皇子・セドリックがグランベルク王国に数日滞在することに。セドリックに恋に落ちたレオノーラだったが、彼の帰国日が近づくほど、アルベルトの欠点探しに難航しているメアリーへの苛立ちが増すばかり。ついにアルベルトを婚約者候補から外し、嵌める謀略を自ら動かし始めて―――!?
末王女の輿入れ~その陰で嵌められ、使い捨てられた王女の影武者の少女が自分の幸せを掴むまで~ 1巻

孤児であるメアリーは、他人の髪色をコピーできる特殊能力を授かったことをきっかけに、ある人に雇われることに。その日から厳しい淑女教育に耐え、気づけばグランベルグ王国の末王女・レオノーラの影武者兼侍女として忙しい日々を過ごしていた。そんなある日、セブスブルク辺境伯嫡男・アルベルトがレオノーラの婚約者候補として決まったが、どうしても王族と結婚したいレオノーラはメアリーに、自分の影武者として彼に会い、そのうえ婚約破棄のために瑕疵を探すよう命じる。“レオノーラ”としてアルベルトの前に立ちながら欠点を探すメアリーだったが、彼は想像以上に優しく誠実で……!? 不遇な少女と無骨だけど誠実な辺境伯嫡男が織りなす、王道・身代わりシンデレラストーリー!

末王女の輿入れ~その陰で嵌められ、使い捨てられた王女の影武者の少女が自分の幸せを掴むまで~ 2巻

他人の髪色をコピーする特殊能力を持つメアリーは、グランベルク王国の末王女・レオノーラの影武者をしながら、彼女の婚約者候補・アルベルトとの婚約破棄のため、アルベルトの欠点を探すよう命じられる。欠点が見つからずに過ぎる日々の中、隣国の第四皇子・セドリックがグランベルク王国に数日滞在することに。セドリックに恋に落ちたレオノーラだったが、彼の帰国日が近づくほど、アルベルトの欠点探しに難航しているメアリーへの苛立ちが増すばかり。ついにアルベルトを婚約者候補から外し、嵌める謀略を自ら動かし始めて―――!?