あらすじ

「いちばん奥で感じたい――」 三ヶ崎に対して、担当医として以上に特別な感情を抱き始める遊馬。本音を打ち明けてすがる三ヶ崎を前に感情が抑えきれず、ついに治療の一線を越えてしまい…
愛欲オーバードーズ med.1

触れるだけで相手の病気を治すことができる『ドラッグ』と、生まれつき慢性的な体調不良に悩まされる『クランケ』という、特殊な性質を持つ人間が存在する『ドースバース』の世界。どんな治療も効かない『クランケ』の三ヶ崎(みかさき)は、入所する医療施設で『ドラッグ』の遊馬(あすま)と出会う。自分とは真逆の爽やかエリートな遊馬に苦手意識を覚える三ヶ崎だったが、遊馬に治療のために触れられて、快感がせり上がってきてしまい…。「大丈夫、気持ちよくなっていいよ」 医療行為だと分かっているのに、深くキスされ、とろけるまで癒やされて―― 救う者と救われるしかない者…不条理な世界で生まれる究極の愛。

愛欲オーバードーズ med.2

担当医となった遊馬を拒絶していた三ヶ崎だったが、少しずつ心を開き始めて距離が縮まっていく二人。それどころか三ヶ崎には、遊馬にもっと触れてほしいという感情が芽生えていて…

愛欲オーバードーズ med.3

不仲な母親との面談をきっかけに症状が悪化した三ヶ崎に、入念な治療を施す遊馬。遊馬にも気持ちよくなってほしいと思う三ヶ崎は、次第に自分の気持ちに気づき始め――?

愛欲オーバードーズ med.4

「いちばん奥で感じたい――」 三ヶ崎に対して、担当医として以上に特別な感情を抱き始める遊馬。本音を打ち明けてすがる三ヶ崎を前に感情が抑えきれず、ついに治療の一線を越えてしまい…

愛欲オーバードーズ med.5

遊馬から番契約を提案された三ヶ崎。母親からの「いずれは捨てられる」という言葉が頭をよぎり、その提案を受け入れられずにいたが、遊馬の真摯な気持ちに心が揺れ動く。「君のそばにいさせて欲しい」 差し出された手に三ヶ崎は――ドラマチック・ドースバースついに完結。