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宮廷で働く地方貴族出身の白蓮は、第一皇子の飛龍と兄弟同然に育ってきた。飛龍は昔と変わらない態度で接してくるが、一役人でしかない白蓮が対等でいられるわけがなく、彼を慕う気持ちを押し殺したまま仕事に打ち込んでいた。後宮では皇子の「妃選び」の準備が進んでいた。白蓮は何者かが飛龍の命を狙っていると察知し進言すると、飛龍から『後宮に潜入し、主犯を特定せよ』との命を下されてしまった。無理だと断ったものの、成功報酬につられた白蓮は「妃候補の蓮花姫」として後宮に入内。日中は姫として過ごしながら調査を進めていると、「調査報告」の名目で飛龍が白蓮の閨を訪れ、同じ布団で夜を明かすことに!立場上拒まなくてはいけないのに、想い人から抱きしめられる心地よさに抗うことができなくて…!?(※この作品は電子雑誌「kyapi! vol.52、56、58、60、62、64」及び単話版「密事は後宮の中で」1~6の内容が含まれております。重複購入にご注意ください。)