あらすじ

月産8ページでいっぱいいっぱいのマンガ家・葉月は東北の実家ぐらし。都会から数年ぶりに地元へと帰ってきた無職の友人・ほのかとの悪ノリがきっかけで、楽しい楽しい車中泊の沼へと踏み込んでしまうのだった。 【1巻の行き先】山形県 鶴岡市・村山市/ 宮城県 伊豆沼・内沼/青森県 十和田湖・奥入瀬渓流/秋田県 大曲
スペースカーガールズ 1巻
月産8ページでいっぱいいっぱいのマンガ家・葉月は東北の実家ぐらし。都会から数年ぶりに地元へと帰ってきた無職の友人・ほのかとの悪ノリがきっかけで、楽しい楽しい車中泊の沼へと踏み込んでしまうのだった。 【1巻の行き先】山形県 鶴岡市・村山市/ 宮城県 伊豆沼・内沼/青森県 十和田湖・奥入瀬渓流/秋田県 大曲
スクールカウンセラーうさみ先生の悩み相談室

スクールカウンセラーうさみ先生の悩み相談室

保健室がモフモフで困ります。中学校のスクールカウンセラー兼養護教諭・うさみ先生。見た目にすごい特徴のある彼女は、生徒や教師たちの人気者。みんなの悩みをオトナのお姉さん的に解決してくれたりくれなかったり。こんな癒やしの小動物先生、うちの学校にも居てほしい!
スケアクロウ

スケアクロウ

人里離れた廃屋に幽閉された少女イノ、彼女に課せられた役割は「死」の塊をその胎内に受け入れ「命の再生」を行うこと。旅の呪術師・完二と出会いイノはその枷をほどかれるが、その代償は命の流れを変えてしまうものであった…。※2010年に短期連載された未単行本作品を全ページ加筆・修正し、電子書籍版として配信
スペースカーガールズ
女子ふたり、東北車中泊旅情 #1巻応援
スペースカーガールズ 庄司七
兎来栄寿
兎来栄寿
山形県在住の庄司七さんが描く、車中泊旅マンガです。 かけだしのマンガ家・葉月と、幼馴染のフリーター・ほのかが「スペースラビット号」に乗って東北の名所を中心に、1巻では 山形県 鶴岡市・村山市 宮城県 伊豆沼・内沼 青森県 十和田湖・奥入瀬渓流 秋田県 大曲 を巡っていきます。 東北はあまり行けていないところが多く、個人的には新鮮味もあって楽しめました。宮城だけは複数回行ったことがあるのですが、遊覧船に乗って周遊する伊豆沼内沼のハスの群生沼は未体験。実際に行ってみたいなと思いました。 キャンプマンガ的な、ご飯を作って食べて寝てという部分も楽しく描かれています。回を追うごとに少しずつ車中泊・キャンプ用品を揃えていくのが、RPGで段々と良い装備を整えて強くなっていく感覚に似ていて楽しいです。『ゆるキャン△』などがきっかけでキャンプに入門した人は特に共感も深いのではないでしょうか。 高いキャンプ用品はなくとも、300円ショップなどで何とか工面して 「こういうのでいいんだよねー あたし達は」 とできる友達がいることが何よりの財産です。 1話からエビフライカレーとチャーシューメンと日替り定食とカツ丼を一度に頼んで一口もシェアしない大食いのほのかが、毎回ご当地グルメを爆食いする様子も見どころです。 布海苔を使った西馬音内そば 羽後牛の焼肉丼 五葉豆のジェラート など、知らなかったものも多く行ったら一度食べてみたくなりました。 山形弁全開の葉月は、山形県民の方が読めば安心するのではないでしょうか。山形県の方には特に、そうでない方でも旅やキャンプが好きな方にお薦めです。 余談ですが、私は日本酒が大好きで特にお米が美味しい東北の日本酒にはリスペクトしかなく、とりわけ一番好きなのは山形の十四代。また、あとがきにも書かれていましたが冨樫義博さんを育んだのも山形県。最高のお酒と最高のマンガは山形県なくしては存在し得なかったわけで、山形県に感謝です。