「私には縁のないものですから」いろんなことを1人で耐えて、いろんなものを諦め続ける幼い紅緒を見て、七史は人生を賭けて彼女を救う決意を固めた。“祟り”の手がかりから推測した七史は、久世邸の蔵の地下で「白い人影」の正体と対峙する。それは幼子の姿をした古い記憶を持つ存在だった。七史が「白い人影」に紅緒を自由にしてほしいと頼むと、叶える代わりにあることを望まれて…!?久世さんの『ワケアリ』いよいよ解決!? 紅緒と七史を巡る物語の結末は?シリーズ最終巻には、後日譚「そののちのお嫁さん」や描き下ろしのカバーアート、4コマなどを収録!!