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誰とかと交わることなく、ただ仕事をして家に帰り、ためこんだものを鍵アカで発散する日々を送る細川。ある日道端でガラの悪い男とぶつかり、その弾みでスマホを落としてしまう。パソコンで追跡し、探し出したスマホの位置情報。その場所に向かうと、道端でぶつかった男が出てきて……。※本電子書籍は『mimosa vol.37』収録の「貝の声を聞け 第一話」と同じ内容です。
スマホを拾ってくれた渡会潮の家に向かった細川。しかし、小説家の彼の修羅場に付き合い、一夜を共にすることになる。翌朝、家にやってきた彼の友人・アリサと口論となったはずみで、細家は自分がゲイであることを告白してしまいうが、渡会は全く気にしていない様子で… ※本電子書籍は『mimosa vol.39』収録の「貝の声を聞け 第二話」と同じ内容です。
裏表がなく、ゲイであることを隠さずに付き合える渡会から「友達」と言われ動揺する細川。自分を隠さずに付き合えることに少しずつ居心地の良さを覚え、渡会の家に行くことにも慣れていくが… ※本電子書籍は『mimosa vol.41』収録の「貝の声を聞け 第三話」と同じ内容です。
渡会の家に行くことに徐々に慣れていく細川は、「友達」がどういうものなのか悩みながら彼と接する。ある日、渡会が昔結婚していたことを知った細川。胸が痛む理由を考えないようにするが、誘われれば彼の家に行くことを止められなくて… ※本電子書籍は『mimosa vol.43』収録の「貝の声を聞け 第四話」と同じ内容です。
渡会が施設で育ったこと、結婚していたこと、そして離婚の理由を知った細川。渡会が抱いてきた孤独を理解できる細川は、渡会に対する素直な気持ちに気づく。近くにいるため、「友達」を続けようとする細川だが……孤独の中で見つけた恋、完結！ ※本電子書籍は『mimosa vol.45』収録の「貝の声を聞け 第五話」と同じ内容です。
