……リカルド様は、お優しいのですね。冷徹帝に贄(にえ)として嫁がされ、暗殺された身代わり王女―― タイムリープから始まる逆転劇と溺愛ロマンス!! コミックス限定の番外編を描き下ろし収録! 【あらすじ】クーデターによって前王の娘として幽閉されて育ったシャノバン王国の王女ルーシャ・リュ・クリエール・シャノバンは、ある日突然外の世界に引っ張り出され、オルムング帝国の皇帝で、見た目も性格も恐ろしい“冷徹帝”と噂されるリカルド・フォン・ボールン・オルムングの元に、従姉妹のマルグリットの代わりに嫁がされることになる。跡継ぎを生む目的だけで愛のない妊娠と出産を経験しながらも、自らの子供キースを育てることに初めての幸せを感じるルーシャだったが、彼女の立場とキースを利用したいマルグリットが放った刺客によって殺されてしまう。しかし無念の死を遂げた瞬間に奇跡の力によって、幽閉されていた頃に時間が巻き戻る。暗殺を回避して大切なわが子を必ず守るという決意を胸に、再びリカルドの元に嫁ぐルーシャ。すると、冷酷で愛などなかったはずのリカルドの意外な一面が見えてきて…!?
私は、誰にも恥じない立派な皇妃になってみせる。冷徹帝の皇妃となった身代わり王女は、自らの意志で人生を切り拓いていく。そして、再び迫る脅威とは――?コミックシーモアほか電子コミックで話題のやり直し逆転劇&溺愛ロマンス!! 【あらすじ】従姉妹のマルグリットの代わりとしてオルムング帝国の皇帝・リカルドの元に嫁いだ、シャノバン王国の王女・ルーシャは、やり直しによる2度目の人生で“冷徹帝”リカルドの強さと優しさに触れたことで、皇妃としての自覚が芽生えていく。ただ何もせず隠れているだけだった自分を捨てて、侍女長・ジモーネとの交流や勉強、公務となる舞踏会への出席やお茶会の企画…と積極的に周囲と関わろうとするルーシャ。その行動力は彼女を取り巻く人々、そしてリカルドの心を動かしていく。しかし、そんなルーシャが気に入らないマルグリットによる陰謀が、皇妃付きの新しい侍女・エッダによって動き出そうとしていた――。
私はもう、ひとりぼっちだったあの頃とは違う。最大の敵(マルグリット)が帝国に現れる中、身代わり王女は冷徹帝に愛され、真の皇妃へと変わっていく――。コミックス限定の番外編を描き下ろし収録! 【あらすじ】皇妃付きの侍女・エッダを利用した従姉妹のマルグリットの凶行を未然に防いだルーシャは、逆にエッダと手を組んで彼女を二重スパイとし、マルグリットに探りを入れる。それは、オルムング帝国の王宮内に潜む間諜を炙りだす計画でもあった。そんな中、リカルドの手引きによって乳母のばあやとの再会を遂げ、彼女の本当の役目と“シャノバンの奇跡”の成り立ち、そして自分が受けた“女神の加護”の意味を知るルーシャ。建国の女神の血を引き、奇跡を授けられた本物の王女は彼女だった。しかし、同じタイミングでその秘密を嗅ぎ付けたマルグリットが、皇妃への謁見を求めて帝国にやってくる――。