あらすじ名前を与えられなかった王女、名無し姫。父である王は姫に関心がなく、流浪の民であった母は姫を産んで亡くなった。ある日、離宮で1人すごす名無し姫の前に、隣国の大使が現れ、姫を二束三文で買い取って国へ連れ帰る。そこで姫は自分の出自を知り、大聖堂で母神から「ルナアリア」という名を授かり、母からも愛されていたことを知って……。過去、現在、未来が織りなすシンデレラストーリー・完結巻。