あらすじ

「いつかお前が思い出してくれたら嬉しいよ」一夜が明け、鬼一が言い残した言葉が気にかかるまつり。一緒にいるうちに、自分は鬼一のことを何も知らないと気づく。もっと鬼一のことを知りたいと思っていると、鬼一にある提案をされて…。
純情鬼との溺愛婚~売られた先で幸せになります~ 1巻
お金で買われた結婚…のはずなのに、どうしてこんなに甘いの──!? 会社員の原田まつり(20)は、母と二人暮らし。ある日、母に「アンタの結婚相手決めてきたから」と告げられる。なんと見知らぬ男性からまつりとの結婚と引き換えにお金を渡され、そのお金も使い込んでしまったのだという。母に仕事をやめさせられ家も追い出され、結婚相手に何をさせられるのだろうと怯えるまつりの前に結婚相手・百目鬼鬼一が現れる。美しく無表情な彼に何もしなくてもいいと言われ驚くまつり。もらったお金を返すためにそんなわけにはいかないと食い下がると、鬼一はそれならとまつりに「食べたい」とささやく。その口元には鋭い牙が光っていて──?
純情鬼との溺愛婚~売られた先で幸せになります~ 2巻
「いつかお前が思い出してくれたら嬉しいよ」一夜が明け、鬼一が言い残した言葉が気にかかるまつり。一緒にいるうちに、自分は鬼一のことを何も知らないと気づく。もっと鬼一のことを知りたいと思っていると、鬼一にある提案をされて…。
純情鬼との溺愛婚~売られた先で幸せになります~ 3巻
母と再会し、酷い言葉を浴びせられたまつりは心労で倒れてしまう。寝室で臥せる中、心細さから鬼一を呼び止めたまつりに、鬼一は優しく遠い記憶の話を語りかける。それは鬼の男の子と人間の女の子の出会いの話で…。