10年もの間、お前をずっと待ち焦がれていた――。10年前、祖父の住む田舎の森で出会い、恋に落ち、結婚の契りを交わした広夏と謎の少女・珠氷。しかし珠氷は土砂崩れにより行方不明となってしまう。婚約者との再会を願い続けて男子高校生になった広夏の前に現れた謎の男は自らを「珠氷」と名乗り、「10年前の続きをしよう」と言って、好き放題振る舞う。迷惑がりつつも、どこかに珠氷の面影を感じてしまう広夏。そもそも珠氷は何者なのか?何故あの森に居たのか?その謎が明かされる! 封印の解けた俺様邪神×初恋に一途なピュア男子高校生の婚礼前夜の物語、第3話!