あの(ゆいにとっては)運命的な出会いからしばらく。日々、関係を深め合っていく“持たざる女”中平ゆいと、“持っている男”医師の西園寺。「三十六計、焦らすにしかず」とばかりに、焦らしに焦らす作戦で、西園寺はもうゆいにゾッコン。成り上がりのために越えなければならない最大の難所である親紹介についにたどり着く。嫌味な超セレブ母という強敵をやり過ごし、ついにゴールインまでの通行手形を手に入れたかに見えたが…。西園寺から出たトンデモ発言が、ゆいの野望を打ち砕くことに――? 次々に訪れるピンチを“持たざる女”はどう乗り切るのか。笑いあり、涙あり(?)の仁義なき下剋上物語、第2話!