弟からの連絡を受けた誠はアキとのデートを中断し、ふたり揃って急ぎ実家へと帰った。車内でそわそわと落ち着かない様子の誠に対し、アキはそっと手を握って「大丈夫」となだめる。帰省してすぐ双子の看病に追われながらも、ようやく落ち着いた頃合いで誠は内に秘めていた「お兄ちゃん」としての責任感や葛藤をこぼし始める…。不器用で繊細、愛情に飢え、それゆえに傷つく生き方をしてきたアキと誠。そんな似たもの同士が導き出した“答え”とは…? ※雑誌『新ワンダフルBoy’s Vol.74』に収録されているものと同一の内容です。重複購入にご注意ください。