ジム生をさんざ騒がした挙句、結局は中尾ジムに入門することになった石川凛。そこで耳にしたことは、突出したスピード、バランス、判断力がもたらす「4次元ボクシング」の存在だった。会長の中尾こそがもっともその域に近づいた日本人ボクサーと聞いた凛は、中尾とまたも衝突、意地を張り合うなかで急きょプロテストを受けることに。また、ジム頭の新藤のそのまた先輩格、世界チャンプの加治と後楽園ホールで遭遇した凛は、あろうことか加治にまで挑発を繰り返し……。▼目次第32発 「どうなの? ワープは元気かい?」第33発 「JR水道橋駅下車 東京ドーム手前あたり」第34発 「この顔でアレですよ」第35発 「本籍暴走族、現住所世界チャンピオン」第36発 「大林くん、ボクシングだけが人生じゃないよ」第37発 「シリアス17(セブンティーン)」第38発 「滞りなくリングの上」第39発 「『ある視点』×4」