あらすじこことは異なる世界、皮が何層にも折り重なる地に、人間に似た生物、筒人(つつびと)が優雅に暮らしていた。彼らの顔立ちや手の形は人間に似ているが内臓にあたるものが無く、足は分厚いヒダでできていた。主人公スイダはラトリベという筒人に恋をしていた。ラトリベは体に模様が浮かぶ病にかかっており、寄生体ワタの研究もしていたため、誰も寄り付こうとしなかった。スイダは彼に会うために授業を毎日のように通っていた。