あらすじ

嘘の罠にはまり馬鹿にされた來梨を見て、呆れるばかりの明羽と小夏。しかし慈宇は彼らを厳しく叱りながらも支える。そんな中、皇后・蓮葉主催の百花輪候補者たちの顔合わせの宴が行われる。そこで明羽は後宮の闇を垣間見ると同時に、恐ろしい事件が起きてしまい!?
後宮の百花輪 1巻

次なる皇后を決めるため国内の各州から代表となる貴妃五名が後宮に入り「百花輪の儀」が行われることとなった。落ちこぼれ貴妃の侍女となった明羽は、主の來梨を皇后となる百花皇妃にするべく陰謀だらけの危険な戦いに挑む! 命をかけた後宮バトルロイヤル開幕!!

後宮の百花輪 2巻

百花輪では先に後宮入りした貴妃に挨拶するしきたりがあると知らされた明羽たち。しかし頼れる侍女長・慈宇が不在のため、そのしきたりが本当かどうかがわからない…。來梨は焦り、明羽と小夏を連れ他宮へ挨拶へ向かう。だが、この話には罠があり…!?

後宮の百花輪 3巻

嘘の罠にはまり馬鹿にされた來梨を見て、呆れるばかりの明羽と小夏。しかし慈宇は彼らを厳しく叱りながらも支える。そんな中、皇后・蓮葉主催の百花輪候補者たちの顔合わせの宴が行われる。そこで明羽は後宮の闇を垣間見ると同時に、恐ろしい事件が起きてしまい!?

後宮の百花輪 4巻

皇后・蓮葉主催の百花輪候補者たちの顔合わせの宴で起きた事件で明羽たちの侍女長である慈宇に処刑が言い渡されてしまった。慈宇を助けるために、明羽はリオウに交渉しチャンスをもらう。そこで「声詠み」の力を使い、相棒の白眉とともに証拠探しを始めるが…!?

後宮の百花輪 5巻

「声詠み」の力を使い、白眉と事件の真相を暴いた明羽。その真実は【百花輪の儀】の本当の意味へとつながっていた…。そしてリオウは明羽との約束を守り、慈宇の処刑を取り消す措置をとるが、その結果は望んだ形とは違ったもので!?

後宮の百花輪 6巻

侍女長・慈宇が未明宮を去り、強い味方を失った明羽と小夏。ふたりはお互いの事情を明かしあい、同志として強く絆を深める。そして新たな情報を手に入れるために「声詠み」の力を使い、喋れる道具がないかと後宮内の探索を始めた明羽と白眉は意外な人物と遭遇する!!

後宮の百花輪 7巻

突然起きた、水晶宮の侍女が襲われた事件。そして自分の侍女を傷つけられたことに激怒する水晶妃・灰麗。この事件を解決するために、力を貸して欲しいとリオウに頼まれた明羽は…? さらにリオウと恋仲だと噂されている烈舜も明羽の腕を試してきて…!?

後宮の百花輪 8巻

水晶宮の侍女が襲われ、指を切り落とされた事件。その真相を探るために組まされたのは、烈舜に無理やり闘わされた永青という新人衛士だった。彼と共に調査をしていた明羽は、侍女の持ち物から「声」を聞き、とある謎との関連に気づく!!

後宮の百花輪 9巻

「百花輪の儀」の催しである、4貴妃達の教養を試す七芸品評会の当日。水晶妃・灰麗からの不穏な預言を警戒しつつも、主の來梨を助ける未明宮の侍女達。だが明羽はさらに気になる言葉を桃源殿の花瓶からも聞いてしまい…!?

後宮の百花輪 10巻

初の「百花輪の儀」の催しとなる、七芸品評会が始まった。事前に不吉な予言や情報を得ていた明羽は、気になった出品物に探りを入れたところ、怪しいものを見つけてしまう。そんな明羽の背後に、ある人物が姿を現し…? 果たして、貴妃の顔が血に塗れるとはどういうことなのか!?

後宮の百花輪 11巻

「百花輪の儀」の催しの七芸品評会中に紛れ込んだ暗殺者はまさかの人物で明羽は彼に負傷させられてしまう。一方、会場では暗殺者の放った罠が発動しはじめる。皇帝の危機に気づいた明羽の主・來梨は思わず体が動き…? この状況に未明宮の侍女たちはどう立ち向かうのか!?

後宮の百花輪 12巻

七芸品評会中で皇帝・兎閣を暗殺者の放った蛇から守った來梨。だが後宮の百花輪の貴妃としての評判は上がると思いきや…!? そしてそんな來梨を見守る明羽。男嫌いのはずの彼女の心の中にも、ふと心に浮かんでしまう存在ができたようで…。命をかけた後宮バトルロイヤル「後宮の百花輪」コミカライズ、ついに完結!