あらすじ

幸福寺の住職をする春野家の次男・俊平は17歳の誕生日に逃げ回る。得度(坊主になり、仏門に入る事)しろと、厳しい祖母がバリカンを持って追いかけて来るからである。近所の優しい北村のおばあちゃんに匿ってもらい事なきを得るが、その北村のおばあちゃんが危篤に。薄れゆく意識の中で「俊平にお経を上げてもらいたかった」と言われた俊平は……。
きっといつかは幸福寺 1巻

幸福寺の住職をする春野家の次男・俊平は17歳の誕生日に逃げ回る。得度(坊主になり、仏門に入る事)しろと、厳しい祖母がバリカンを持って追いかけて来るからである。近所の優しい北村のおばあちゃんに匿ってもらい事なきを得るが、その北村のおばあちゃんが危篤に。薄れゆく意識の中で「俊平にお経を上げてもらいたかった」と言われた俊平は……。

きっといつかは幸福寺 2巻

お寺にとって一年中で一番忙しいのがお盆。そんな中、棚経で何十軒と檀家を回る英道は、息子達の帰省を楽しみに待つ井上のお婆ちゃんの家にお布施の入ったバッグを忘れてしまう。慌てて取りに戻った英道が見たのは、息子達が事情で帰省できないと知りすっかり落ち込むお婆ちゃんの姿だった……。