あらすじ

武田の名軍師としてその名をはせた山本勘介は伊賀の服部半蔵により深手を負う。瀕死の状態ながら家康の前へ出た勘介は…。
男弐 1巻

天文十二年、武田晴信の元に、片目・片足の無い醜い男がやって来た…。男の名は山本勘介。このとき晴信二十二歳、勘介二十六歳――。壮大な物語が幕を開ける!!

男弐 2巻

近隣諸国を次々と手中に納める武田晴信の家中に一人の軍師あり。それは底知れぬ知恵と力量を備えた山本勘介。一方で越後の竜・長尾景虎が不気味な動きを見せ始め…。

男弐 3巻

武田の名軍師としてその名をはせた山本勘介は伊賀の服部半蔵により深手を負う。瀕死の状態ながら家康の前へ出た勘介は…。

男弐 4巻

服部半蔵正成はその全知を傾けて、「己が生命を主人が生命」の道を拓く。ある時、主人・家康を狙うくノ一・蝶扇が城内に忍び込み…。

男弐 5巻

くノ一・蝶扇を取り込み我が妻とした半蔵の元に、豊臣秀吉が風魔忍者を差し向ける。これを退ける事が出来るのか…!?

男弐 6巻

九鬼水軍の兵法を得るため、紀州・熊野へ派遣された半蔵。が、そこで待ち構えていたのは九鬼嘉隆率いる軍勢と人喰い鮫の海で…!?

男弐 7巻

徳川幕府末、幕府は溢れる浪人を集め将軍隊の警護にあたらせた。後の新撰組・土方歳三や沖田総司らの姿がそこに…!!

男弐 8巻

京都守護職松平容保の支配下にはいった土方らは近藤を局長とする新撰組を成す。そんな中市中の浪士の不穏な動きありとの報告を受けた彼らは、その会合場所・池田屋を襲撃して…!!

男弐 9巻

池田屋襲撃事件によって名をあげた新撰組はまた一層の結束を固め、鳥羽伏見の戦いへと斬り込んでいった…。小池一夫・伊賀和洋コンビの壮大な歴史ドラマ、いよいよクライマックス!!

男弐 10巻

新撰組生き残りの五十人で函館奪還に向かう土方歳三。しかし土方は、死ぬための大義名分を求めてこの無謀な争いに出ていたのだ…。小池一夫・伊賀和洋コンビが贈る壮大な歴史ドラマ、衝撃の完結!!