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男尊女卑の激しい昭和初期の法曹界を舞台に女性弁護士の活躍を描く! 【全2巻が一気に読めるお得なデラックス版】 夏木 旭(19)は、誰もなったことがない日本初の女性弁護士を目指していた。というのも親友・東条小枝の無実を証明したかったからだ。小枝は、貴族院(今の参議院)議員の東条男爵と結婚した。だが、この男、愛人が三人もいて、小枝にも日頃から暴力をふるっていた。たまりかねた小枝は好きになった東条の秘書と駆け落ちしようとしたところを見つかり、折檻される。たまりかねた小枝は包丁で東条を刺したのだ。今なら正当防衛だが、当時の日本では、不倫、そして、旦那にの暴力は重罪だった。旭は、誰もなったことがない女性弁護士になれるのか? そして、数々の事件を解決することが出来るのか? ※第2巻には、読切「花維新(はないしん)」「月華草子(げっかそうし)」も併録。<目次>第1巻 ・第1条「この星の夜明け」 ・第2条「その声を待ってる」 ・第3条「美しき妻へ」 ・第4条「ついてきなさい」 ・第5条「天使の冬」 <目次>第2巻 ・第6条「花色の闇」【完結】 ・読切「花維新(はないしん)」 ・読切「月華草子(げっかそうし)」 ・あとがき 初出:YOU(集英社)1996年4、6、8、10、12月号、YOU 1997年No.5~8、別冊YOU(集英社)1998年3/10号、YOU 1997年No.23