あらすじ

「俺は貴女を愛している。――今後も、そして、前世も、ずっとだ」やり直しの人生で身分を偽り、前世の夫=黒の騎士団長レイモンドの初恋を成就させようとした皇女アンジェリカだが、命を救うために体を重ねたことがきっかけとなり、彼から熱烈な恋慕を寄せられる。アンジェリカもレイモンドへの気持ちが止められず苦悩する中、彼女の正体が皇女であることが知られてしまう。アンジェリカへの気持ちを抑えきれないレイモンドは、皇宮に幽閉された彼女の元へ忍び込み「必ず奪いに来る」と宣言する。そして、前世でも運命の日となった建国祭で、皇帝の口から国を震撼させる驚愕の真実がもたらされる! 果たしてそれは、二人を幸せに導くものなのか――。「死した乙女の願い」伝説に隠された本当の結末とは? さらに二人の運命を別つ神の試練の日が訪れる!! 全ての謎が明かされる、身分差すれ違いやり直し初恋溺愛ストーリー、下巻! 2021eロマ大賞大賞受賞作。
死に戻り皇女は前世の夫の初恋を成就させるため、身代わりの死を望む 上

アンジェリカは夫に愛されないまま短い生涯を終え――目を覚ますと二年前の誕生日に戻っていた。アンジェリカ、ウィスタリア皇国の第六皇女は、黒の騎士団長であるレイモンド・ベルンハルトと婚姻を結んだが、死んだ初恋相手に操を立てた彼から「白い結婚を約束します」告げられ愛されることはなかった。死の間際に彼の幸せを願ったアンジェリカは、今世では身分を隠して黒の騎士団に入団し、亡くなるはずの女性騎士に代わって自らが死を選ぼうと決意する。そんな中、魔物討伐に赴いた先でレイモンドが瀕死の重傷を負い、助けるためにはアンジェリカの力が必要となり、二人は身体を重ねることになるのだが……。それ以降「俺だけの妖精でいてくれ」と甘い言葉でレイモンドに熱烈な求愛を受けて――。レイモンドの好きな人は一体? 2021eロマ大賞大賞受賞作。

死に戻り皇女は前世の夫の初恋を成就させるため、身代わりの死を望む 下

「俺は貴女を愛している。――今後も、そして、前世も、ずっとだ」やり直しの人生で身分を偽り、前世の夫=黒の騎士団長レイモンドの初恋を成就させようとした皇女アンジェリカだが、命を救うために体を重ねたことがきっかけとなり、彼から熱烈な恋慕を寄せられる。アンジェリカもレイモンドへの気持ちが止められず苦悩する中、彼女の正体が皇女であることが知られてしまう。アンジェリカへの気持ちを抑えきれないレイモンドは、皇宮に幽閉された彼女の元へ忍び込み「必ず奪いに来る」と宣言する。そして、前世でも運命の日となった建国祭で、皇帝の口から国を震撼させる驚愕の真実がもたらされる! 果たしてそれは、二人を幸せに導くものなのか――。「死した乙女の願い」伝説に隠された本当の結末とは? さらに二人の運命を別つ神の試練の日が訪れる!! 全ての謎が明かされる、身分差すれ違いやり直し初恋溺愛ストーリー、下巻! 2021eロマ大賞大賞受賞作。