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中馬茜は『絶対正義ウーマン』と揶揄されるほどに法律を重んじるエリート新人警察官。 だが、法では罰することのできない悪を目の当たりにし、正義のあり方に疑問を持ち始める。 そこに現れたのは法律を無視して暴れる『ルール違反男』の益満久介。 相性最悪な男と事件を解決していくうち、茜は本当の｢正義｣と｢悪｣を知ることに――!? 超本格バディ刑事漫画!!
益満から「殺す警官」と呼ばれる警視庁内の殺し屋の存在を告げられた中馬は、自分の「正義」に従い、益満の違法捜査を手伝うことを決めた。二人は「殺す警官」の次のターゲットが安達連合という半グレであることを突き止める。安達連合の基地へ乗り込む益満。一方中馬は、逃亡の動きを見せるベラトバ共和国の大使を追うが…。
「殺す警官」にたどり着くため、不審な取引をしている『柿沼商会』に目を付けた益満。さらなる情報を得る為、池袋を離れ、向かった先は港町。そこには「殺す警官」の末端として動いている元『S』の丸瀬がいた。一方「殺す警官」側も、益満を排除する為に動き始める。最初に目をつけられたのはバディを組んでいる中馬で──。
柿沼の不審な動きを追い続ける益満。だがその動きは「殺す警官」側に読まれていた。組織に属する身でありながら、勝手な行動を繰り返す柿沼と益満をぶつけ、つぶし合わせようと画策する「殺す警官」一派。一方中馬は、同じ第二係の児玉とともに、殺された情報屋・猿渡力二の事件を追い続けていた。しかし、児玉の挙動には怪しい部分があって──。
「殺す警官」に殺された益満の情報屋の事件を追う中馬。殺害現場で土木工事をしていた会社の所在地まで乗り込むが、そこにあったのは古い民家のみ。不審に思った二人が近づくと、家からでてきた外国人に襲われ──。一方、益満は組織の末端として動く芦田を尾行し、【ロジスティクス】の幹部を探り当てた。益満が組織に追い付くのが先か、組織が益満を潰すのが先か。超本格バディ刑事漫画、緊張の第５巻！
柿沼の暗躍により、ついに『春神楼』のリーダー陳が『棲涅威琥』との武力抗争を決意。さらに『龍頭』、『稲山会』や、益満、中馬など、思想、正義、暴力が何十にも折り重なっていく―――。そして混沌の中、街を彷徨っていた柿沼は、なんと【殺す警官】と銃撃戦を繰り広げるのだが。どれが正義で、悪なのか―――。超本格バディ刑事漫画、緊張の第6巻！
