最凶の兄登場で超波乱! 二人だけの孤島で過ごす、ユリの誕生日―― しかし桜夜へ、組長からの不穏な連絡が…! 「あいつが生きてる」 桜夜の纏う空気から、ただ事ではないと察するユリ。「もう私の元へ、帰ってこられないかも知れない…?」 「桜夜さんはこういうとき、誤魔化したりしない――残酷で誠実な人… でもそれは、私を信じてくれているから――」 残された時間をユリに捧げると誓う桜夜。危険が迫る中だからこそ二人は、深く、穏やかに愛し合う。現れた最凶の敵、中国最大組織を率いる“マオ”。桜夜に深い因縁を持つ、この男の狙いは…!? ――蛇が、恋を喰らう。