あらすじ「教室での彼女はつまらなそうだった。いつも眩しそうに外を見ていて大きな麦ワラ帽子ひとつ…手ブラで学校に来た。高校卒業を控えた最後の夏、なにも考えたくなかったあの夏。東京から転校して来た川上清美にボクは確かに恋をした。一番暑かったあの時…。ボクは彼女に近づいた。」海、川、山。ありふれた日本の原風景。まだ、なにものでもなかったボクらが、確かに感じたコト。みずいろの時代へ、ようこそ!大石まさるのデビュー直後の代表作。連載時のカラ―ページも再現。あったかい作風の原点がここにある。