あらすじ

吉良野剛(きらの・つよし)社長は、自分の別荘に仲間たちを招き、射撃大会を始めた。とろこが、吉良野の銃が暴発をして大けがをするハメに。暴発は事故ではなく、仕掛けられたらしい。仲間たち全員が、吉良野を狙う理由があることから、元刑事の隻眼の探偵・秋月正雄に声がかかった。ところが、別荘へ向かう秋月にライフル銃の照準を合わせるスナイパーがいて…。一巻読み切りの本格ミステリーアクション!!
独眼探偵(1) 群狼の中の一匹

警視庁刑事の秋月正雄は殺し屋に母を殺され、自身も片方の目を失う。刑事をやめた秋月は探偵となり、悪徳に対しての復讐の鬼と化す。そんな秋月のもとに旧知の剣持刑事が現れ、同僚刑事の殺害事件の調査を頼まれる。秋月は地質学者・近藤博士を探しに北海道へ行く予定が入っていたため、剣持の依頼を断るのだが、二つの事件には意外な接点が…。一巻読み切りの本格ミステリーアクション!!

独眼探偵(2) 殺人アンコール

吉良野剛(きらの・つよし)社長は、自分の別荘に仲間たちを招き、射撃大会を始めた。とろこが、吉良野の銃が暴発をして大けがをするハメに。暴発は事故ではなく、仕掛けられたらしい。仲間たち全員が、吉良野を狙う理由があることから、元刑事の隻眼の探偵・秋月正雄に声がかかった。ところが、別荘へ向かう秋月にライフル銃の照準を合わせるスナイパーがいて…。一巻読み切りの本格ミステリーアクション!!

独眼探偵(3) 幻の殺意

一晩に、二人のボスが射殺された。一方は暴力団東神会の親分・谷辺、そして片方は政界の黒幕・荒林。事件に使われた拳銃は、国産ニューナンブ。本庁の私服警察官が使用するものと同じ型だ。捜査のさ中、独眼探偵・秋月正雄は元同僚の刑事から、東神会と対立する西風会への潜入捜査を依頼されるのだが…。一巻読み切りの本格ミステリーアクション!!

独眼探偵(4) 死線ナンバー4

国道四号線を走る現金輸送車が襲われ、車両ごと強奪された。犯人グループは、鬼やオカメなどの面を着けた六人組。輸送車のガードマンのうち、一人は射殺されるが、もう一人の尾形はなぜか軽傷で解放された。軽傷であったがために、マスコミや世間から疑惑の目を向けられ、自暴自棄になりかける尾形。そんな彼の前に、悪を許さない独眼探偵・秋月正雄が現れた。一巻読み切りの本格ミステリーアクション、完結!!