あらすじ

新人王トーナメント三回戦。ピース音丸とひろしの試合は、ピースがパワーで押す一方的な展開となった。防戦一方のひろしは、ボクサーの魂とでもいうべき声を聞く。「闘え」…!! 自分が生きていることを確かな感覚として捉えたひろしは、反撃を開始する!!
僕 BOKU 合本版 1

普通の名前の普通の僕・鈴木ひろし。ある朝、彼は普通ではないことをすることにし、いつもの通学路を変えることにした。すると、意気揚々と闊歩するひろしに、普通ではないことが起き始める。突然血相を変えた警官に呼び止められたり、同じ高校の一風変わった天王愛花にグーパンチを喰らったり…。悶々とするひろしだったが、それでも「普通なんか嫌だ」と思うのであった。

僕 BOKU 合本版 2

ひろしの通うセキネボクシングジムにふらりと現れた、謎めいた美青年・日ノ本時雄。百恵の顔面にスレスレのパンチを繰り出し、鼻血を出させた時雄に、ひろしは激怒し、ボクシングでの闘いを挑んだ。とはいえ実力の差は大きく、一方的に叩きのめされてしまう。だがひろしは、いくら打たれてもあきらめずに食らいつき、最後には時雄に「ビビッた」と言わせる…

僕 BOKU 合本版 3

愛花の家が火事に…! そして、愛花のおばあちゃんは、その火事で亡くなってしまった。なぜ愛花だけが、こんな悲しい目に次々と合わなければいけないのか…。ひろしは「君のために強くなる。君を守る」と誓いを新たに、愛花を抱きしめる。だが、愛花は「強くなって。いつだって、あたしは見てるから」という言葉を残し、ひろしの前から姿を消してしまった…。

僕 BOKU 合本版 4

新人王トーナメント三回戦。ピース音丸とひろしの試合は、ピースがパワーで押す一方的な展開となった。防戦一方のひろしは、ボクサーの魂とでもいうべき声を聞く。「闘え」…!! 自分が生きていることを確かな感覚として捉えたひろしは、反撃を開始する!!