あらすじ幼なじみの煌を追って異世界に来てしまったひまり。昔は仲が良かったのに疎遠になっていた煌と異世界で心を通わせるうちに、お互いの存在が大きくなる。しかし、煌はひまりを置いて村を出て行ってしまった。姫の婿を決める大会に参加するために都に向かったのだった。自分の気持ちを押し込み、村の皆のために尽くす煌。互いに思い合っているのに結ばれない運命なのか。異世界人との切ない両片想いの行方は――。
主人公の女子高生・ひまりには煌という幼馴染がいましたが、幼いころは優しかったのにいつの間にか彼はひまりに冷たく接してくるようになり、気付くと2人は疎遠になっていました。 ある日、そんな煌が突然ひまりの家にやってきて、謎の古風なイヤリングを渡しただけで帰ってしまいます。 その不審な様子が気になったひまりは彼の後を追ったのですが、彼がとある神社の鳥居をくぐった先に消えてしまうのを見つけます。 慌てて後を追った彼女が鳥居をくぐると、そこは古代日本のような異世界でした。 この作品はそんな経緯で異世界に送られ元の世界に帰れなくなってしまったひまりと、どうやらその異世界では“若様”と呼ばれる存在らしい煌が異世界で暮らしていく様子を描く作品です。 1巻まで読了