あらすじ

陸・海・空 壮大なスケールで描かれたSF大作!秋月兄弟を擁する海上自衛隊と世界征服を企むマフイ団の戦いは、さらに激化!海底基地の重大な秘密を握る健太郎の抹殺と、同胞奪還のためマフイ団のロメル少佐らは海自の基地へ潜入。健太郎はなんとか危機を脱し反撃に転じるが、ロメルは奥の手巨大ロボモンスターVを投入し海底へ退却するのだった。翌日、秋月兄弟は司令官から特務艦「ずし」でのジェット海流とマフイ団調査を命じられ出港する。護衛艦の「いそなみ」は対潜水艦用探知機を発射、忍び寄るマフイの潜水戦艦を察知。対潜迫撃砲ヘッジホッグで先制攻撃を放った!
海底戦隊〔完全版〕 【上】

海洋冒険+ロボットバトル!さあ、小沢ワールドの深淵へ旅立とう!!海洋SFコミックの先駆者小沢さとるによる『海底戦隊』は、1960年8月から約2年半にわたり「少年ブック」に連載された。それまで少女物や時代物を単発で描きながら造船技師を志していた小沢にとって初の長期連載作品であり、1962年に発表する『少年台風』とと もに、代表作『サブマリン707』『青の6号』の礎になった作品なのだ。その内容は、強力なロボット兵器で世界征服を企むテロ組織マフイ団とそれに立ち向かう健太郎少年の息詰まる攻防を描いている。ロボット物に海洋知識を加えた革新的作品で、次々と登場するロボットや兵器は荒唐無稽ではなく、当時の科学水準からでも近未来に実現可能と感じさせるリアリティがあるから流石だ。特に陸海空を縦横無尽に疾走する脳波操縦メカ、ライナーの水圧や空気抵抗を考慮した真円のデザインはハイセンスで今見ても秀逸と言えるだろう。なお、今回の単行本全3巻は連載時の全話と扉と読切を収録した完全版である。

海底戦隊〔完全版〕 【中】

陸・海・空 壮大なスケールで描かれたSF大作!秋月兄弟を擁する海上自衛隊と世界征服を企むマフイ団の戦いは、さらに激化!海底基地の重大な秘密を握る健太郎の抹殺と、同胞奪還のためマフイ団のロメル少佐らは海自の基地へ潜入。健太郎はなんとか危機を脱し反撃に転じるが、ロメルは奥の手巨大ロボモンスターVを投入し海底へ退却するのだった。翌日、秋月兄弟は司令官から特務艦「ずし」でのジェット海流とマフイ団調査を命じられ出港する。護衛艦の「いそなみ」は対潜水艦用探知機を発射、忍び寄るマフイの潜水戦艦を察知。対潜迫撃砲ヘッジホッグで先制攻撃を放った!

海底戦隊〔完全版〕 【下】

正義と悪 互いのプライドを懸けた最終決戦!最強最悪のロボットが遂に始動!そして決戦の舞台は敵の中枢、弾道弾基地へ!! 秋月は対マフイ団用に開発されたミサイル警備艦、二代目「ゆきかぜ」を授かる。内海博士も作戦参謀として同乗し、マフイ団の兵器輸送路「ジェット海流」の秘密を解き明かすのだった。一方、健太郎は天馬博士の息子、竜作と行動を共にしていた。竜作はマフイ団が開発を進めている十万馬力の超高性能ロボ、レギュラスの完成を食い止めるべく健太郎に協力を要請したのだ。竜作が用意した脳波操縦するスーパーメカ、ライナーに乗り込み大空へ飛び出した健太郎の行く手に待っているものとは!?