魔街の坂

魔街の坂

その鎧は、帰ってきた。帰るべき故郷へ。村人たちがみな化け物に変身してしまった村へ。鎧を着た男の名は、イェーガー。鎧を着るために産み落とされ、戦士として生きる宿命を帯びた者……。村は化け物によって壊滅させられたハズだった。あとは残った化け物をゆっくり屠れば良かった。だが、村には子供が生き残っていた。その数、5名――。【作者について】「坂という地形に興味があるんですよ。高い土地と低い土地をつなぐ、坂にまつわるドラマを描いてみたい」と語る作者・中村哲也が描き上げたのは、高地から水地までが坂でつながれた架空の村で行われる激しい死闘の物語!
中村哲也作品集

中村哲也作品集

漫画家・中村哲也がこれまでにFellows!&ハルタ誌上にて発表してきた、バニーガールと自転車と坂道漫画の集大成! 授業中居眠りした姫川さんをみんなで着せ替え――「昼下がりの女王様」。ロードバイク派とマウンテンバイク派の女子高生が最速をかけて勝負――「坂がちガールズ」。深夜、通行人の女性から網タイツを脱がして集める悪のバニーガールを追い詰める者の名は――「バニー刑事」、ほか全10篇の漫画を1冊に収録! 巻末には豪華カラー32ページのコメント付きイラスト・ギャラリーも楽しめちゃいます。
ネコと鴎の王冠(クローネ)

ネコと鴎の王冠(クローネ)

大麦、ホップ、水。3つの材料から豊かな文化を築き上げてきたビール作りの物語、それが『ネコと鴎の王冠(クローネ)』。一風変わった題名の作品ですが、「ネコ」と「鴎」は主人公の男女をイメージしたもの。そして、少し高い位置からビールを注ぐと、美しい泡の王冠(クローネ)が生まれます。物語の舞台はダッハカンマー醸造所。見習い(アツビ)として働くクロウ・アイダは幼なじみのアンナ・ヴィンターとともに、職人(ゲゼレ)、そして親方(マイスター)になるべく、ビール作りを学び始めました。空港のビアホール、巨大なビール釜、純粋令、民族衣装(ディアンドル)、旧式の打栓機や麦芽の買い付けにいたるまで――。クロウとアンナといっしょに、ビールにまつわる大きな文化をひとつひとつ学んでいきましょう。そして、意外なことに、ふたりのお話はこの1冊でひとまずおしまい。物語は新しい主人公を迎えた続編『キツネと熊の王冠(クローネ)』へと続いていきます。そう、この連載には『王冠(クローネ)』シリーズとして主人公が移り変わりながら、さまざまな醸造所、さまざまな時代、さまざまなビール作りを描き連ねていく、連作形式となる計画があるのです。
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