リアルロボットの最高峰が再起動!! クリンたち「太陽の牙」のメンバーを主役に、太田垣康男がオリジナルストーリーで綴る新たな『太陽の牙ダグダム』の物語。迫力のロボットアクションと濃厚な人間ドラマを全ページフルカラーで魅せる豪華版コミックス。S.C.152年。植民惑星デロイアは動乱の時を迎えていた。地球の名家に生まれた少年クリン・カシムは、政府高官である父ドナンの陰謀を知り、反政府ゲリラに身を投じることを決意。新型コンバットアーマー“ダグラム”のパイロットとして、「太陽の牙」のメンバーとなったクリンは、その活躍により反政府勢力の劣勢を覆し、大規模な反転攻勢すら可能とするまでに至るのだった。ダグラムとの戦闘で傷を負った地球連邦軍のトラビス大尉とその腹心アウラは、太陽の牙への復讐に燃え、大規模な追討作戦を開始。整備中で戦闘のままならぬダグラムに、敵コンバットアーマー部隊が襲い掛かる――! Not even justice, I want to get truth. 真実は見えるか!?
リアルロボットが繰り広げる迫力の市街戦! リアルロボットの最高峰との呼び声も高い名作アニメ『太陽の牙ダグラム』を、SF漫画の名手・太田垣康男が全ページフルカラーで新たに描き出す豪華版コミックス第2弾! S.C.152年. 植民惑星デロイアは動乱の時を迎えていた。「太陽の牙」の活躍により、勢いをます反政府ゲリラ組織。復讐に燃える連邦軍のトラビス大尉と副官のアウラは、最新鋭の複座式コンバットアーマー“ビッグフット”で、自らダグラムに戦いを挑む。ピンチを切り抜けようやく完全体となったダグラムと、強敵ビッグフットの死闘の幕が切って落とされる――! Not even justice, I want to get truth. 真実は見えるか?
友人からこの作品の連載が始まったと聞いた時、なぜこのタイミングなのだろうかと少し不思議でした(40周年を記念したものだそうですが、ある年代にしか分からない作品だと思います) アニメを見た記憶はありますが、いかんせん数十年前のことでもあり、流石に細部の記憶はほとんどなく、太田垣先生がどのように描いてくれるのか楽しみにしていましたが、期待以上に面白い作品でした。 地球からの独立を目指す植民地のゲリラに、地球の政府高官の末子が身を投じる-簡潔にあらすじを述べるとこうなりますが、ロボットアクションの格好良さ、登場人物達の葛藤の描き方など、サンダーボルトとはまた違った魅力に満ちています。オールカラーのため、お値段はなかなか良い金額になりますが、それだけの価値はありますし、自分より若い世代の方にも是非読んで欲しいと思います。