あらすじぼくを拾ったのは、美人だけどポンコツで人見知りの吸血鬼!? 天涯孤独で森をさまよっていた人狼の少年・ヨエルは、倒れているところを吸血鬼・アデリアに救われた。アデリアは美人なんだけど人見知りでポンコツで生活能力が全然なかった! これじゃ、お世話をしているのはどっちなんだか…。不器用で孤独な2人の優しくて、温かくて、ときどき不穏な共同生活が始まった。
自身が人狼であることを隠しながら人間社会の中で暮らしていたヨエルという少年。 ある日彼の棲む村は人狼を狩る吸血鬼たちに襲われ、ヨエルはたった1人逃げ延びます。 そんな彼を助けたのがアデリアという女性。 人狼だと知りながら優しくしてくれるアデリアを慕っていくヨエルでしたが、ある出来事をきっかけに彼女もまた吸血鬼であると知ることになります。 この作品はそんな2人が種族の差、境遇の差を超えて"家族"になっていく物語です。 もちろん障壁はたくさんあるんですが、不器用ながら少しずつ"家族"に近づいていく2人の様子に心温まる作品です。